タイトルが、分からない人にはなんのことやら、って感じなんですが。
「椎名 誠」の書くSF。
「エッセイスト」としてはわりと有名だと思うんですが、「SF作家」と聞くと「なんで?」と思われることが多いんですよね。「SFの本家」ハヤカワから短編集「みるなの木」なんてのも出してるし、日本SF大賞を受賞してたりするんですけどねぇ・・・
中学の頃に親父だかおかんが持ってた小説を読んで気に入ってしまってずっと追いかけてるんですよ。SFだけでなくて、彼の文学作品は探検隊シリーズのようなバカエッセイを書く傍ら、こんな繊細な文章を書くんだ!っていう落差があってそっちもわりと好き。つうか単に椎名誠のファンじゃないかって言う。
シーナSFは3部作と呼ばれるものがあって「アド・バード」「水域」「武装島田倉庫」が有名かな。独特な世界観が大好きだなぁ。
新潮に連載してたりするんだけど、そういう雑誌は読まない(ミステリとか別に読まないし)から単行本か文庫で読了してます。視覚化したとしたら、武装島田倉庫あたりは2chでも言われてますけど弐瓶勉の「BLAME!」とかですかねー。小説自体はもっとグチャグチャドロドロなんですけど。あの作品はシーナSFのオマージュにあふれてるって言ったほうが良いか。SF読みならブライアン・オールディスの「地球の長い午後」は良く引き合いに出されますね。本人自体がファンらしく、世界観自体が地球の長い午後のオマージュとも言ってたのかな。
って、なんでこんなアマゾンのアソシエイトプログラムに参加してまで書いてるかっていうと、2chのスレみて久々に新刊「銀天公社の偽月」が出てるのを発見して早速購入鋭意読み進めている最中だからですよ!久々のシーナSFを堪能してますよ!
最高ですよ!しかも最近SF路線のカキモノが多いとの情報もあってうれしい!
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