場所はOracle青山センター、とても綺麗な施設で、かっこよかった。
で、今回自分が何をしていたかというと、
・既存blogのatomからbloggerにインポートするappengineアプリをscala化する
ってのをテーマにやろうと思ってたんだけど、思った以上に基礎ができていない
ことが判明したので
・swingアプリをかっこよくscalaで短く書く
にした。
Javaでの繰り返し、swingのイベントハンドラ処理ってのは冗長な記述が多い
⇒scalaってLLだべ?
⇒かっこよくJavaScriptとかそういうのみたいにワンライナーで書く
⇒モテる
そういう動機。
ただ、swing周り、scalaでは全てのswingコンポーネントが
ラップされているわけでは無いようなので、自分で書くべきところが
多そうだなー、という印象。イベントハンドラは取り合えず後回しにして
繰り返しをかっこよく書くことに専念した。
たとえば、テーマのクラス、Javaで書くとこんな感じ。
getDefaultsをオーバーライドして、テーマのデフォルト値を上書きする。
01 | public class MyTheme extends NimbusLookAndFeel { |
02 | @Override |
03 | public UIDefaults getDefaults() { |
04 | UIDefaults table = super .getDefaults(); |
05 | for (Entry<Object,Object> entry:table.entrySet()) { |
06 | if (entry.getValue() instanceof Font) { |
07 | table.put(entry.getKey(), new Font( "MS UI Gothic" ,Font.PLAIN, 12 )); |
08 | } |
09 | } |
10 | return table; |
11 | } |
12 | } |
冗長なのは、forとinstanceofでのエントリのフィルタリング。 これをscalaでもっと短くしていきたい。
1 | class MyTheme(font : Font) extends NimbusLookAn d Feel { |
2 | override def get D efaults : UI D efaults = { |
3 | val d efaults = super .get D efaults |
4 | d efaults++ = ( for ((k,v) <- d efaults if v.isInstanceOf[Font] ) yield (k,font)) |
5 | d efaults |
6 | } |
7 | } |
主要な部分は短くなったけど、valへの代入と値を返す部分が残る。
Scala特有の書き方はscalaの型で無いとダメなところが一番の理由かな。
implicit conversionを勉強すると省略する方法が分かるのかもしれない。
あとはコレクションの扱いが色々あって、書き方が一通りでは無いから
もう少しかっこいいのが書けそうな気がする。
ハマッたこと。
1.mapのエントリについて
UIDefaultsはHashtableインターフェースを実装しているので、エントリは
Entry
最初分からなかった。コンパイルエラーでは (k,v) のような表現の型なのは
分かるんだけど、検索キーワードになるような言葉を付けてくれよとは思った。
調べた結果、Tupleと言うみたい。
アクセスするには、entry._1とかentry._2とか書くとらしいんだけど、
@yuroyoroさんのアドバイスで{case (k,v) => } というようなPartial Functionを
書くと_1とか_2とか書かなくてもいいよ!と聞いて、
ん、もしかしたら、forでも(k,v)?と書いてみたら受けることができた。
※そもそもPartial Functionってなんぞやと思って調べたところ、
「引数と戻り値に対して仮型引数を定義する関数の型」っぽい。
caseの一つ一つをPartial Functionとして定義できるってことが分かった。
2.条件分岐、型のマッチ
上記ではif文の中のisInstanceOfでフォントかどうか評価しているんだけど、
isInstanceOfってかっこ悪くね?⇒caseクラスいいんじゃね?⇒
でも結局この(k,v)ってペアのvの評価を一発で出来ないとかっこ悪くね?
どう書くんだろ?
ここまででHackathonが終わってしまった。
10:00~19:00までやってこれだけかよ!
とりあえず、今回書いたコードでscalaのかっこいいところ
1.forの中にfilterを書ける。
2.forの処理結果をコレクションで戻せる。
@yuroyoroさん、ほんと、初心者の質問してしまって申し訳なかったです。
さすがにそろそろコップ本を買って勉強します。
※コードと格闘しててLTはほぼスルー気味でした。ごめんなさい。
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